241007 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

スライ&ファミリーストーン

sly
スライ&ファミリーストーン

もってるアルバムは
<スタンド>レコード
<アンソロジ>CD
<アンソロジ>CD
<エッセンシャル>CD

アンソロジが二枚あるのは、仕事で視聴用として使っていたのですが、
盗難に合いましてカラ。もう一度買いなおしました。
で最近買ったのが<エッセンシャル>!
これが、音がイイのだ。音がイイと言うと誤解を招くが
リマスターなのだろう。今まで聞こえてこなかった音が、
出てくる出てくる。。。オススメです。。。

スライを初めて聞いたのは、
ソウル入門時。

全体のサウンドがミョーにロックぽくて大好きになってしまった。
しかし、聞く音楽がもっと、黒い、黒い方へ行くにつれ
この「ミョーにロックっぽい」が
ダメになってきた。
ファンクの上手いグループなどと比べると明らかに
<ドタバタ>している。
そう、バタついているのだ。
何がそうしているのか、最初はわからなかったが。
わかった。
ドラムだ。
ドラムがバタついているのだ。
特に初期の頃。

例えば、<ダンス トウザ ミュージック>
何かはバタつき結構!
バタつき感がこの曲の良さを引き出している。。。。
基本的にまっすぐイーブンでスクエア。
スライが横に揺れようがお構いなしである。
<FUN><マレディー><ライフ>も
その線の乗りだ。

しかし、問題は<スタンド>。
スライはこう提案した。
「後半はファンキーに行くよ!」
「ファンクね。ファンク。」
そう、この曲はスライが新境地を見つけた曲だが
さらに曲を印象付ける為にアレンジを付け加えたのだ。
でも、ドラムさんは
「俺、あんまりファンキーなドラムってわかんねえんだよね。」
「どう、すっかな・・・」と悩んでいたのだった。

曲の前半は基本はハチで巧みにシンコペーションをまぜながら、
コードをチェンジして、みなで「立て!」と叫ぶ。
歌のリズムもハチがメインだ。
どんどん、曲も高揚していく・・・
で、後半のリズムチェンジがきた!
スライが「エビバーデー、スターン、スターン」
行くよ。
「スターン。ピーロ。ナナナナナナナ、ナッナナー。ピーロ。」
スライを筆頭に見事にファンキーリズムにチェンジ!
みんな、ウラウラである。
「どうしよう・・・」まだ、考えるドラム。
そのおかげでドラムさん2小節はいるの遅れた・・・
「えーい、これで行け!」
「チキチキチチキチキ(ハイハット)」
全員「そんなベタな・・・・・・(汗)」
そして曲はフェイドアウトしていく・・・・・

あれは無いでしょ。
あれが、他のファンキードラマーなら。
ウラウラでグルングルンきたはず。。。。

あと、「ユーキャンメイクイットイフユークライ」なんかも、
スライが「こんどこそファンキーに行くよ!!」
頭から、ギターもラッパもベースも歌もウラウラ、グルグル状態。
さて、ドラムさん。
やっぱり、ハチ・・・・(!)
おっ、ベードラ、細かく入れてますね。
でも、ハイハットのハチのリズムがきつくてやっぱり
ドタバタ聞こえる・・・・で、
今度は、怒られたくないと思ったのか、、
最後のほうはやけくそで、ジュウロクポク・・・・
ドタバタ・・・・
このあと、スライはリズムマシーンに恋をして、
よき相棒とするのでした。
めでたしめでたし。

いやーー。
こんな事は言っても、大好きなんですよ。
スライ。もちろん、そんなドラムも。
僕のフェイバリットは
<イフユーウオントミートウステイ>ですが。



© Rakuten Group, Inc.
X